お母さんの影響力
12月6日(金)
【自己採点 気になる今日の テスト点】
テストを始める前。
みんなが配点について質問します。
「1問何点ですか?」
「何点で合格ですか?」
「再テストはありますか?」
点数が気になって仕方がない様子。
問題を配って問題用紙に配点が書かれていなければ、必ず
「先生、どの問題が何点?」
と、すぐに声が響きます。
「点数を気にするより、もっと確認するところあるんじゃないの?」
「それはそうなんだけど・・・。やっぱり気になるでしょう?」
先生は、
「間違ってもきちんと確認して次回間違えないようにすればいいよ。」
って言うけど、家でこれを見たお母さんはそうはいかないんだよね・・。
確かにお母さんからすれば、いろいろ思いは詰まっていらっしゃるので、思わず・・ということがあるのでしょう。
しかし、点数のみに気を取られ、注目させるべきところに注目させることができなければ、子どもたちは何度も同じ問題を繰り返し間違ったままになってしまいます。
問題自体の本質を理解し復習し直さなければ、テストを受けた意味がありません。
点数が悪かった原因はどこの理解不足なのか・・。
注目すべき点を確認できる力をつけるためには、お母さんの思わず・・のコメント内容にも心配りが必要になってきます。
お母さんのコメントは、絶大なる影響を子どもたちに与えることを忘れないで欲しいと思います。
「間違えたのは3問だったね。ここさえしっかり理解すればバッチリだということだよね」
「今すぐ確認してしまおうね。」
こんな風に、少し大人の対応を試みてはみませんか?
お母さんの気持ちとは少し違うかも知れませんが、ここは感情コントロール
(どうしてこの問題間違えるかな・・。この間、確認した問題じゃなかった?)
そんな指摘を予想しながら帰宅した子どもたちは、予想外のコメントにやる気を出してくれるのではないでしょうか?
お母さんが大人になること。
求められています。