文房具コレクター
10月28日(月)
【文房具 子どもたちには 宝物】
「文房具屋さん、始めようと思ってる?」
そう思わず質問してしまいそうなほど、パンパンに膨らんだ筆箱を持ってくる子どもがいます。
「一体、何本入っているか、分かってるの?」
「大体は分かってるよ。」
シャーペンからボールペン、ラインマーカーに至るまで、中身を全部出して並べてみると、本当に文房具屋さんがオープンできそうな雰囲気が・・。
果物の匂いがしたり、中には焼きそばやカレーのにおいがする消しゴムやカラーペンも登場しています。
最新文房具は、日々進化している様子。
そのくせ、
「赤ペン出して。」と言うと、
「あ!忘れた」
そんなに入ってるのに・・・
理解に苦しみますよね。
子どもたちにとっては、地元の文房具屋さんは、宝物の豊庫なのでしょう。
新作のラインマーカーのコマーシャルを観た次の日には、実物を子どもたちが見せてくれます。
物が豊かな時代なのかも知れませんが、使えるものは大切に使って欲しいと思います。
文房具屋さんは、自分で買い物をするには、絶好の場所です。
○○円以内で・・。
組み合わせを考えながら、自分の欲しいものを吟味しながら選んでいく。
簡単に買ってもらったものは、すぐに関心がなくなっていますが、自分のお金で買うとなれば、みんな真剣に悩み抜いているようです。
お小遣いの中から、買い物をする場面を増やしてみてください。
きっと同じような物を、何本も買うことはなくなるのではないでしょうか?
自分の持ちものかどうかもわからないくらい、膨れ上がっている筆箱を見るたびに、日々そんなことを考えています。