キンモクセイの記憶
10月25日(金)
【風に乗り ほのかに香る キンモクセイ】
自宅から教室までには、いくつかの安らぎポイントがあるのですが、ここ最近は、キンモクセイの香りに魅了されています
秋を感じることのひとつにこのキンモクセイのにおいがありますね。
あちらこちらからこのにおいを感じると、通っていた小学校の裏庭にあったキンモクセイを思い出します。
(もう、遥かなたの昔々の出来事なのですが・・)
においとともに、思い出すシーンってありますよね。
裏庭でかくれんぼをしていた時の隠れ家にしていた場所の横にキンモクセイがあり、そのにおいに導かれ、いつも好んでそこに隠れていたので、何度も繰り返すうちにすぐに見つかってしまっていた記憶がよみがえります。
印象に残るものとなるにおいや事柄や話しなどと一緒に記憶すると、時間が経ってもしっかり記憶は残っているものです。
子どもたちと覚える作業をする時にも、印象に残る記憶の仕方についていつも考えます。
今日、3年生の男の子が、
「先生、都道府県を歌にして覚えてきたよ。」と、笑顔いっぱいで歌ってくれました。
その県の名所や特産品などが折り込まれていて、本当に楽しく覚えられる歌でとても嬉しくなりました
これから暗記するものが多くなってきますが、どうせ覚えるのであれば、記憶に残るオリジナルの暗記法を各自が考えて工夫して欲しいと思っています。
時間をかけて覚えるのです。
すぐに忘れてしまうのは、もったいないと思いませんか・・・。