自分で決める大切さ
6月12日(水)
【恵まれて 見えなくなるもの 多すぎて】
最近は本当に物が溢れている時代です。
何か欲しいものがあれば、そんなに我慢したりしなくても、安易に手に入れることが出来ますし、子供たちも新作ゲームが出たといっては、次々と買ってもらって楽しんでいますね。
そんな物が溢れかえるこの世の中では、私達が本当に必要なものを吟味していく見極める力を磨かなくてはなりません。
物がない時なら、それをどうすれば自分の求めているものに近い状態で使えるか・・などと、自分で工夫をするのですが、
今はご丁寧にニーズにあったものを選択できる環境が整っています。
しかし、本当に自分にとって必要な物と、便利だけれどなくても大丈夫なものの見極めが少し出来なくなっているのでは・・と、考えることがあります。
あまりにたくさんある物の中から、類似品ではなく、本物を見定める力。
そしてたくさんの中から自分に必要な物を選び出し、カスタマイズ出来る力が求められてきます。
力をつけたいですね。
たくさんの物が溢れかえるこの世の中で、自分に必要な情報や商品を探し出せる力。
そんな力は、言うまでもなくある日突然備わるはずがありませんね。
小さな事から、始めていきましょう。
外食先でのメニュー決めでも、子供たち各自に決めさせる。
図書館で本を借りる時、お母さんの読ませたい本とは別に、自分で選んだ本を優先し自分で借りさせる。
どんなに小さくたって、自分の意志を尊重してくれるお母さんには絶対的に信頼を寄せていけるはずです。
小さなことでも、自分で決めたことの自信が次のステップへと繋がっていきます。
大人になって、本当の力をつけて生活していけるように、小さな自信を積み重ねて欲しいと思っています