貴重な時間
2月21日(木)
【ティータイム 子供の本音が 見え隠れ】
子供が小さい頃はお母さんが家で「おかえり」と学校から帰ってきたら出迎えてくれることが多いと思いますが、
少し手が離れる年齢になれば、お母さんもお仕事に出られたりとなかなかゆっくり子供と向き合える時間を取ることが難しくなってきます。
それぞれに与えられた環境の中で、どんな風に向き合える時間を作れるか・・。
長い時間でなくて大丈夫。
私はそう思っています。
子供が学校から帰ってくるのと同じ頃、仕事を終えて急いで帰って来るお母さん。
早く食事の用意をしなければと頭の中ですでに段取りが出来ています。
買い物も手際良く済ませてやっと家に到着。
そこに子供が帰ってきます。
「あのね。今日学校でね…」子供はすぐに報告したいことがありました。
「とりあえず手を洗って宿題今のうちに済ませてしまってね。」
「お母さんも急いでご飯作るから・・。」
お母さんの言っていることがおかしいわけではありません。
でも、この時は結構大切にしなければならない時間かも知れません。
お母さんも仕事を終えてすでに体が疲れています。
子供も学校から帰ったところでホッと一息つきたい時間です。
人間疲れている時は、おもわずきつい口調で話しかけてしまうことってありますよね。
「こんなに忙しい時に何言ってるの?」
気持ちはこんな感じかもしれません。
でも、多少ご飯の時間が遅くなっても、ほんの5分でいいのです。
「今日もお互い頑張りましたね」
「ちょっとお茶でもしちゃいますか・・?」などと、僅かに向き合う時間を作ってみてはいかがでしょう。
自分の気持ちが落ち着くことで、その後の声のかけ方は大きく違ってくると思います。
お母さんのイライラは、ビックリするほど子供たちに伝わっています。
子供のためにというよりは、思いやりを持って声かけが出来る自分にリセットできる時間として確保して欲しいと思います。
僅か5分。
されど5分。
そういう時間を大切に出来る親子関係があれば、子供は本音をポロリと打ち明けてくれるはずです。
毎日時間に追いかけられることに慣れてしまってはいませんか?
リセット時間は、僅かな時間で絶大なる効果があることをお忘れなく・・