失敗の受け止め方
2月19日(火)
【失敗は 心に響けば 大成功】
失敗は成功のもと。
教室ではいつもこう言って前に向かって進んでいます。
しかしこれは、失敗したことをきちんと 受け止めていれば・・の話です。
「まあ、いいや。次また頑張ればいいや。」
何故失敗してしまったのかと振り返らなければ何度失敗を重ねたところで、次の成功へとつながることはありません。
ただただ、失敗してもいいよといっている訳ではありませんよね。
教室での学びで大切にしていることのひとつにチャレンジ学習があります。
学習計画を立てる時も、とりあえずは自分で立ててもらいます。
「こうすればいいんじゃない?」は、全て本人が立て終わってから、サポートします。
計画を立てて実行していくのは、お母さんでもなく、私でもなくあたりまえですが本人です。
自分がしっかり自分の行動や生活リズムを確認した上で、立てなければなかなか実行に移すことは難しい作業となります。
「そんなことあたりまえじゃないですか?」
そんな声も聞こえてきそうですが、なかなかこれが出来ている子は、残念ながらそういません。
小学生に至っては、
「おかあさんじゃないと、予定とかはわからない・・。」
指示された通りに1週間は過ぎていくと話します。
子供だからでしょうか?
もちろん家の用事や予定のわからないこともあるでしょう。
でも、勉強は本来自分が学ぶものです。
「この日なら、時間をかけて調べ学習が出来そう。」だとか、
「明日はプールもあるから、これなら取り組めそうかな。」などと、自分で考えて計画を立てて欲しいと思います。
「めんどうくさい。」
その一言が簡単に子供たちの口から飛び出してくる現状を作ってしまっているのは大人なのかも知れません。
少しほったらかしとまではいかなくとも、子供任せにしてみませんか?
失敗を受け止められる子になれば、おのずと自分でどうすればよいのかを考えることになると思います。
その時初めて、失敗は成功につながる第一歩を踏み出し始めると思います。
子供離れを心から推奨している教室からのメッセージでした