失敗経験を積むこと
12月4日(火)
12月に入り、寒さを感じる日が続いていますね。
一気に風邪でお休み連絡が増えてきました。
手洗い、うがい、充分に気をつけて体調管理してくださいね。
今日は経験を積むことの大切さについてお話したいと思います。
子供たちには、いろいろな角度から、経験を積み重ねてもらいたいと思っています。
どんなことも結果がわかっている大人は、我が子に失敗をさせないようにと「失敗しないで済む方法」を伝授してしまう傾向がありますが、私はそれには反対です。
失敗おおいに大歓迎
子供たちにはいつもそう伝えています。
子供たちの記憶の中に、失敗したことは残っていますが、100点を取ったことは「100点だったこと」だけが残っています。
クリアした内容に関しては、全く記憶していないことがほとんどです。
思い出して見て下さい。
幼い頃の記憶をたどると、失敗した経験の方が断然多く残っていませんか?
失敗すれば、次にどうすれば良いのか考える時間を持てるのです。
常に考えること。
どうすればよいか・・。どうしたら失敗しないのか・・。
すぐに答えを教えてもらうのではなく、答えを導き出せる思考回路を作りたいと思います。
我が子と登校し学校についていくわけにはいきませんし、四六時中、一緒にいるわけにもいきません。
その場その場でその時に適切な方法を導き出せるようになることが、大切なのではないでしょうか?
失敗から学ぶこと。これは自分の財産へと変身します。
そのチャンスを取り上げてしまわない大人でいたいと思いませんか?
失敗を見守る大人を目指して欲しいと思っています。