実行にうつす力
12月5日(水)
テストを返却すると、自分の間違った所を確認しますが、最近気になるこどもたちの発言に
「また、凡ミスしてしまった・・。でも、ミスはそこだけ・・」と、いうのがあります。
しかし、また凡ミス・・とは、前も凡ミスがあったということですね。
すなわち、前のテストからの改善策が不十分だということに気づいているでしょうか?
いつも、点数に一喜一憂していては本当に取り組まなければならないところを見失ってしまいます。
単なる凡ミス。
そう思っているのかも知れませんが、前も今回も同じミスで問題をしっかり読み切れていない可能性があります。
計算のドリルも積み重ねてきたので、計算ミスは本当に減って来たと思います。
しかし、単位の書き忘れ、答えをきかれている単位換算ミスなど、結局は意識して問題を読み切れていないことに
本人が気づいているかが大問題です。
それは単なる凡ミスではなく、致命傷にもなりうるのです。
テストへ返却後は、そんなところまできちんと確認して、意識して欲しいと思います。
積み上げてきている学習は、正確に聞かれている事を理解した上で生かして欲しいと思います。
自分の弱点克服について、もっと真剣に向き合いそれをクリア出来る学習の仕方を考えて実行していって欲しいと思います。