伝え方と伝わり方
10月16日(火)
ようやく秋になったと体が認識し始めたような気がします。
秋風が心地よいと感じながらの出勤でした
今日は子供への伝え方と伝わり方についてお話ししようと思います。
教室に通って来てくれる子供たちは、みんな本当に明るくて、表情もとても豊かです
もちろん性格は個々に違っていて、理解のつぼも笑いのつぼも、落ち込むつぼもそれぞれに異なります。
基本、子供の成長は褒めることで、更なるステップアップへとつながる・・と、私は思っています。
【褒めること=認められたとの認識が持てる】と、公式が成立するからです。
ただし、やみくもに褒め称えても意味がありません。
その子その子に応じた本人が納得出来る褒め言葉にこだわりたい・・と思っています
どうして褒められたのか理由がきちんと響いているかが、その先へのステップに繋がるかのカギだと思います。
はっきり、どこがどんな風によかったのかを、本人が認識出来のかは、重要項目ですね。
その場限りの喜びだけで終わっては、次へつながる前に忘れてしまいます。
褒める時は、とにかくこちらが本当に心から喜んでいる様子が伝わるアクションで、褒めて欲しいと思います。
お母さんのコメントでよく耳にするセリフのひとつ。
「ちゃんとやれば出来るんじゃないの。出来るんなら、いつもちゃんとやってね。」
・・・。?
子供の褒められた感は、多分0に近いと思います。
ダメだしの時。
(どん底まで落ちてしまうかも・・。)と思えるぐらい、感情的に言葉を投げかけてしまってはいませんか?
機関銃のように・・。
今、注意したいこと以外の以前の出来ごとに対しても、エキサイトしているうちにもう一度記憶が鮮明に蘇り、
今回のことには直接関係がないにもかかわらず、再度声をあらげたりしていませんか?
結局のところ、これでは子供は今何を叱られていて、何をどうしろと言われているのかがわからなくて、
結局負のスパイラル・・
何を注意されているのかが分からないのですから、変われるはずなどありません。
日々、湧きおこる出来ごとの対処法を考えることは、子供と大人がそれぞれに学べる絶好の機会を、
人生の修行のひとつとして与えられているのかも知れません。
少しずつ、自分の器が大きくなってくれれば・・と、願うばかりです
一緒に考えていきたいですね。