どんぐりの背比べ
10月11日(木)
近くの公園は、今どんぐりの豊庫です
大きなものから、細いもの小さいもの・・と、いろんな形のものが勢ぞろいしています。
年長児の男の子が、レッスンカバンの中に、広い集めたたくさんのどんぐりを持ってきてくれました
秋を満喫しながら、教室に飾っていると、後の時間に小学生がやってきて、
「先生、どんぐりの背比べって、どれも同じ感じであまりパットしない・・って、ことだよね?」
「あまり、良いことを言う時には使わないよね。」
「野球チームの同じ学年のメンバーは、みんなどんぐりの背比べだね。・・」と、お母さんたちが話していたよ。
と、話始めました。
でも、良く見たらどんぐりだって少しずつ色や形、ちがうよね。
よく見ないから、少しの違いに気がついていないだけなんじゃないのかな。
ここにあるどんぐりだってよく見れば、ひとつずつ少しずつ違うよね。
・・・・・。
子供は、実によく観察していると感心させられることがよくあります。
たしかによく似ているものがありますが、どんぐりはひとつずつ違っています。
大人の役割とは、個々が持ち合わせている個性を見つけ出して、良い部分を伸ばしていけるような
手段を一緒に考えていくこと・・なのではないでしょうか?
同じように見えていることも、よくよく観察してみると違いに気づくことが出来ます。
小さな違いで見落としてしまいがちな事柄をピックアップしていくことが、
私達大人が担うべき課題だと思います
小さな手のひらから届けてくれたどんぐりから、新たな気づきがあったひとときとなりました