リセットする勇気
6月27日(水)
湿気と暑さで少しバテ気味・・という方も多いのではないでしょうか?
子供たちも頻繁に水筒に手がのびる毎日です。
暑さもともなって、いつもと同じリズムでの生活が取りづらくなっている子の姿も見受けられます。
野球、サッカー、バレエ、ピアノ、そろばん、お習字、etc・・・。
下校後の子どもたちのスケジュールを聞いているだけで、目がまわりそうです・・
今の子どもはいそがしい・・。
これは、間違いありません。
ゆっくりできる時間が圧倒的に不足しています。
教室で毎日1枚取り組んでもらう「今日の発見」というドリルがあります。
こんなとき、どうすればいいかな?
あなたが考える夏のイベントプラン計画・・。
竜巻の起こるメカニズムを調べてみよう etc・・・。
など、日常生活の中の身近なテーマを取り上げて、自分の考えやアイデアを深めていくことがねらいとなっています。
今の時代。
個としての活動が多くなっています。
自分はこうだから・・とか、人と合わせることがめんどくさい・・と思っている子も増えています。
自分がよければ、それでいいのです。
宿題も計算や漢字といったものは、なんとなくこなして終わることができるのですが、今日の発見のように
時間をかけないとできないことは、取り組みが難しくなってきています。
でも、継続して続けている子には、目覚ましく力がつきました
総合判断力が飛躍的に伸びています
まず、自分主体の学習の取り組みが出来てきました。
保護者の方は、
「最近手がかからなくなりました。」
「日常生活のひとつひとつに段取りをつけられるようになりました。」など、明らかな変化に気づき始めていらっしゃいます。
「段取りが出来るようになる事」
これは、教室にきてもらって本当につけてもらいたい事のひとつです。
自己管理ができるようになることが、学力アップにも大きく関係しています。
目先の単元にやっきになって、時間を使うやり方では、子供のめんどくさい・・は、ますます
加速するばかりです。
学習の仕方をまずは、会得させてあげてほしいと思います。
指示をださない事で、初めて自分で考える機会に出会えます。
学校に行っても、社会に出ても、自分でそれぞれの場面に応じて対応できる力こそ、何より優先して
つけてあげなければならないと思います。
忙しすぎてつまってきているサインがでているかも知れません。
もし、サインに気づいたら・・習い事をお休みしてでも、リセットする勇気を持ってほしいと思います