個性を生かす
6月28日(木)
幼稚園児から高校生まで、毎日入れ替わり子供たちと触れ合える機会に恵まれていますが、
ひとりひとり本当に性格もリズムも違います。
グループで同じように進めていても、表現の違いや物のとらえ方も様々です。
一番大切にしたいことは、その子のキラリとひかる部分を最大限に生かせるような素材提供をする・・ということ。
同じことを理解してもらいたくても、個々に合わせて手法は異なります。
小さいこどもたちには、出来るだけ本人の興味のあることと関連付けての提案が
必要だと思います。
何がイメージしやすいか・・などと考えてひとひねり!といったところでしょうか・・。
その上で最も重要視しようと思っているのは、その日に取り組もうと決めていた
カリキュラムを優先しすぎないこと。
(もちろん、全くちがうものに・・とはいかないかもしれませんが・・)
こどもたちのその日の様子を考慮した上で、進めようと決めていた手順を少し変更しながら
こどもたちが楽しみながら、習得できるように時間を使える技量を持っていたいといつも思っています。
(これが、なかなか難しいのですが、実際のところ、私の学んでいく永遠のテーマでもあります・・)
主体はあくまでもこどもたち・・。
今日はこの単元の最後まで・・と思っていても、少しまわり道して進める方が結局、最終目標に近づけた・・ということも少なくありません。
小さな教室だからこそ、大切にできることがあると確信しています。
私自身の引き出しの数が、こどもたちが楽しんで学べるか・・に結びついていると思っています。
日々、好奇心を忘れずに、チャレンジしていかなければいけませんね