計画表の立て方
6月2日(土)
新しい月に入りました。
今日は、学習における計画表の立て方についてお話したいと思います。
教室では、1週間の宿題計画表というものを作って1週間の計画を立てていきます。
きちんと学習が進んでいる子と宿題忘れが頻繁な子のちがいは、計画性のちがいだと思っています。
自分のことなのに、自分での進め方がわからない・・という子は、いつもその時言われたことだけの対応を繰り返しています。
それは、学習面だけではなく、生活面全般でそうなっていると思います。
その場その場で、そのことだけに取り組んでいるので、自分がどこまで進んでいるか、明日はどこから
続きをすればよいのかなど、全くわからずに(わかろうともせずに)過ごしているのです。
行きあたりばったりといったところで、その時だけよければOKになっているのです。
言われることに慣れてしまっていることも、要因の一つではありますね。
いわゆる、指示待ちの状態。
自分で考えて行動するということのドリル不足は否めません。
でも、計画性は幼いうちにつけておけば、それが身についてしまえば、学年が上がれば上がる程、
自分での学習は進めやすくなります。
すでに習慣化している子は、中学生になり教科が増えてきても、
それぞれに対応しながら、自分でアレンジする事が出来ています。
幼い頃からの習慣になっていれば、計画を立てて進めることが、あたりまえなのです。
それが、普通のことになっています。
そうなっていれば、計画を立てることが、めんどくさくて大変な事・・などということはありません。
幼い時に習得したコマなし自転車。
その後、何年も乗らなくても、体が覚えていてちゃんと乗れますよね。
幼い頃に、身につけておけば、そんなに苦労せずに、生活リズムの中にきちんと取り入れることが
可能なのです。
社会に出ても、求められているのは、この計画性を利用した実践力だと思いませんか?
計画性を身につける・・。
しばらく頑張ってみませんか?
力強く生きていける、必要とされる人になれるように・・・。