大人の都合と子どもの都合
今日の関西は梅雨の中休み。
晴れ間を見ると、やっぱり晴れやかに感じますよね。
1日の過ごし方
毎日、生活していると心身共に週末はお疲れモードも最高潮を迎えます。
特に保育園やこども園に預けて、共稼ぎで頑張っているご家庭ではなおのこと。
両親ともに持てる力を振り絞って生活してます!という意見も少なくありません。
確かに朝はあわただしく送り届けてすぐに出社。
帰りは、規定時間に遅れないようにと急いでお迎え。
最近は、パパの活躍も当たり前の家庭も増え、家事分担も決まっていて、一丸となって積極的な育児が行われています。
しかし・・・。
ここで忘れてはいけないのは、子どもたちも頑張っている!ということ。
幼少期に親と離れて長時間を保育園や幼稚園、こども園などで、自分の気持ちを切り替えながら、頑張っています。
もちろん、預かる施設側も本当に様々な楽しめる場面を提供するために、日々努力を重ねています。
でも、子どもだって少し寝不足だったり、体調不良だったりすると思うように行動できない時もあるでしょう。
それでも与えられた場所で、幼いながらも小さな社会人として集団の中で過ごしながら、社会性を身につけています。
タイプの違う先生に触れながら・・。
親目線と子ども目線。
何を優先しているのかは、少し違っているのかも知れません。
しかし、子どもたちは本当にたくましく、先生の特徴をつかみ、場面ごとに本当に上手に自分にとっての居心地の良い場所をしなやかに探っています。
どの先生にも、優れた持ち味があり、子どもたちも日々生きる力の学習を積み重ねていると、本当に感心させられます。
学ぶ方法はテキストだけではありません
中学、高校になってくるとテキスト中心のワークがほとんどですが、幼少期の学びは、生活の中のありとあらゆる場面にちりばめられています。
毎日、昨日は知らなかったことの発見があり、ドキドキワクワク。
お友だちとの些細な喧嘩から、どのようにすれば複数人で遊べるようになるのかも、学んでいます。
自分のことばかりでは、乗り越えていけない場面や物の貸し借りもそれぞれのルールを決めたりと子どもたちの世界も毎日進化しながら、広がりを見せています。
大人が思う以上に子どもたちも集団の中で、気を配りながら生活しています。
傾聴は大人も子どもも大切にしたいこと
今日はどんなことして遊んだの?
おやつは何を食べたの?
違う空間で時間を過ごした分、話を聞くことで安心したい大人。
自分が少し手が空いた時間に、子どもへの質問が始まります。
でも、どちらかというと大事にして欲しいのは、子どもが自分から話しに来た時。
伝えたい!という気持ちが大きくて、はやく教えたい・・!と強く感じています。
そんなタイミングは絆を紡ぐ大事な時間。
「すぐにご飯作っちゃうから、ちょっと待ってね」
「先に洗濯するもの持ってきて」
会えなかった時間のこと、真っ先に伝えたいのに・・・。
幼少期の子どもの話が1時間も2時間も続くわけではありませんね。
ほんの少し、忙しい手を止めて、ぜひぜひ時間共有してみて下さい。
未だ雨の日が続きますが、雨音が心地よく聞こえる時間も捻出したいと思います。
ではまた次回。