4月からの1か月報告
短い春を楽しんで・・。
桜を楽しみ、入学、進級と新しい環境で過ごし、まもなく1か月を迎えようとしています。
この1か月、慣れない環境の中で、子どもたちはそれぞれに「自分の居心地の良い場所」を探しながら、少しずつ毎日のリズムを取り始めています。
仲の良かったお友だちと一緒のクラスでスタートできた子もいれば、自分だけが仲良しグループのみんなと離れてしまった・・と嘆いていた子もいましたが、新しい先生やクラスの雰囲気も違う中で、自分なりの居場所を見つけ出しているように感じています。
なんだかもうGWを前にして夏日を記録したりと、春はあっという間に夏にバトンを渡そうとしている様子。
風の心地よい春の空気をしっかり楽しんでおきましょう!
今、伸ばすべき力とは・・。
教科書は電子書籍へ。
提出物もオンラインで提出完了。
紙ベースでの学びは大きく減少しています。
模範解答はAIが力を発揮して、もはやトリセツさえ熟知していれば、無難に合格点を突破できると感じている人たちが増えていると耳にする機会も増えてきましたね。
では、この先伸ばしておくべき力とは、どのような力だとお考えですか。
これからは、それぞれの得意分野に磨きをかける突出型の人たちが増え、各ジャンルで突出している人たちがタッグを組み仲間となり、ひとつの目標に向かってクリアできるように力を合わせていく時代に移行してきています。
学校でいう「平均点」重視ではなく、得意分野での専門性特化が期待されることになります。
今の子どもの親世代が受けてきた教育とは、明らかに違ってきているのですが、親世代の認識は変化を遂げているでしょうか。
我が子のどの部分にスポットを当て、サポートを重ねるべきなのでしょうか。
出来る!が伸びれば楽しむ学びに繋がる
海外に目を向けると学び方は実に様々です。
大切なのは、どの様な人になっていきたいのかをイメージすることだと考えます。
そして、それをいつまでに・・と明確な目標設定が出来るようになることこそ、初めの第一歩ではないでしょうか。
なかば理想があっても具体的でなければ、どのように過ごしていけが良いのかがわかりません。
漠然としている目標では、なんとなくのイメージで捉えることしかできません。
まずは、小さな目標でいいので、「出来た!」の成功体験を積み上げる作業から始めてみませんか。
もちろん、具体的な目標をしっかり立てて・・・。
幼少期なら1日1冊の絵本を読む習慣がおすすめ!
教室では、「絵本の普通預金通帳」があります。
1日に5冊、6冊と読んでいる子もいます。
通帳に絵本のタイトル・出版社・作者などを書いて読んだ日とお勧め度を星の数で記入していきます。
なぜ「読む習慣」が大切なのでしょうか。
子どもたちのイメージ力は良書に触れれば触れるほど、格段に広がりを持つようになります。
登場人物の気持ち、絵が持つ背景からイメージする世界、登場人物のセリフ・・・。
様々な角度から、自分の中で想像し豊かな感性は生まれていきます。
ひらがな、カタカナはもとより、低学年向けの漢字に至るまで、子どもたちは絵の背景と共に記憶していきます。
ジャンルもできれば図鑑、お話し、クイズなど出来るだけ多岐にわたって、触れて欲しいと願っています。
可能性は無限大
絵本は大人にも、子育て中にふと立ち止まるきっかけになることも・・・。
子どもとわずかの時間でも共有をたのしんでみてくださいね。
※教室のバラも春の風に揺れ、ほんのり甘い香りを運んでくれています。
お近くに来られましたら、ぜひお立ち寄りくださいね!
では、また次回。