新学期の子どもの変化
4月もあっという間に半ばを過ぎ、子どもたちの表情も悲喜こもごも。
今日はそんな子どもたちの様子を少し・・。
個々のペースを尊重する
比べることが日常的になっている親世代。
様々な場面で、いつも誰か(何か)と比べっこ。
幼少期なら、4月生まれから3月生まれまでが同じ学年として過ごしています。
一概には言えませんが、個人差があることは言うまでもありません。
それにプラスして、ひとりひとりの性格も大きく違います。
行動が早い子、遅い子。
話を聞ける子、聞けない子。
20人いれば、20人全て特徴が違っています。
インプットに有する時間にも大きな違いがあるのです。
4月からのスタートに違いがあるのは当たり前。
まずは、誰かと比べるのではなく、本人の今日と明日でどのような変化があったかに注目を注いで欲しいと思います。
どのような子どもに育ってほしい?
ご家庭での方針もそれぞれに違っています。
のびのびと・・が最優先というご家庭もあれば、少しでも早い段階で知識をつけたい・・と考えるご家庭もあります。
あなたの子どもへの思いは、毎日の行動と伴っていますか。
タイムスケジュールに追いかけられてはいませんか。
今は共稼ぎが主流の時代。
お母さんの忙しさは、一昔前とは激変しています。
ならば・・。
今一度少し立ち止まって、育ってほしい姿に近づくような日常になっているかと、1日の過ごし方を振り返ってみてください。
うちはとにかくのびのびと・・。
そう語るお母さんの口癖は
「早くして!間に合わないよ!」
なんだか、少し❓が浮かびませんか。
急かさなければいけない状況ならば、ほんの少しだけ改善策を・・。
我が子の性格を一番知っているのはお母さん。
どのような工夫をすれば、
「早くして!間に合わないよ!」を言わなくて済むのか。
子どもの性格を上手に活用しながら、のびのび育つ方法を考えてみませんか。
家庭の姿が反映されているおままごと
ごっこ遊びは幼少期の定番遊びのひとつですね。
このごっこ遊び、時代とともに社会情勢までもを垣間見ることのできる奥の深いもの。
おうちでの様子も、しっかりと反映されています。
思わずクスっと笑ってしまうシーンもちりばめられていて、見ていると楽しい時間になっています。
「帰りに牛乳買ってきて!」
「Paypay残高ある?」
時には、
ママ:「今日はパパのお当番。晩御飯は何か楽しみだね。」
子ども:「パパのご飯はいつも美味しいからね。嬉しい!」
ママ:「・・・・・。」
子ども:「ママのも時々美味しいからね!」
パパ:「笑笑」
この登場人物が
ママ:女の子
パパ:女の子
子ども:男の子
これがまた抜群の配役!
子どもって本当に面白い。
どのシーンを切り取られて再現されているかは定かではありませんが・・。
子どもの観察からわかること
日々、様々な遊びを見つけてはそれぞれのルールを決めて、楽しんでいる子どもたちをみていると、親にも子育てを楽しんで欲しいと思っています。
高額のおもちゃがなくても、子どもは身近なまわりの日用品で、十分楽しんで遊びを生み出していきます。
私にとって、100均巡りは大好きな時間のひとつなのですが、
「○○をこれにして使ってみよう!」
と、通常の使い方ではない使い方で楽しむ子どもたちの豊かな発想が、立派な知育教育の一助であることは言うまでもありません。
まずは子どもがどんな遊びに夢中になっているかを観察してみましょう。
ゲームばかりだと工夫を楽しむ想像力をつけるのは、難しいのではないでしょうか。
笑いの絶えない生活が子どもの安定につながります
まもなくGWがやってきます。
4月からの新たな環境にようやく少しずつ慣れてきた矢先のお休み期間。
子どもにとっても大人にとっても、緊張しながらの生活から一旦小休止。
「早くしなさい!改善プログラム」の実践には絶好の機会です。
少しの工夫で、早くしなさいから解放される大チャンス。
楽しいWをお過ごしくださいね。
ではまた。