秋の気配を感じて
まもなく10月
ようやく秋の気配を少しずつ感じ始めましたが、それでも夏がまだ踏ん張っていますね。
季節感を感じるのが難しくなってきていて、風情を感じることも意識しないといけなくなるかもしれませんね。
子どもたちには、秋の虫の音色やお勧めの本などを話題にして、秋を感じてもらっています。
文化祭や体育祭など、行事も目白押しですが、残念ながらインフルエンザやコロナでの学級閉鎖もちらほらと顔をのぞかせてきています。
マスクや手洗いも少し油断していますが、ここらで今一度気を配りたいところですね。
テスト前の逆算力
10月は中高生にとって、テストが待ち構えていて、今が頑張りどころ。
テスト範囲表が配布され、ここからがそれぞれの逆算力の見せ所となってきます。
部活やクラブに通う中高生。
文武両道は、時間の使い方で大きな差がでることは言うまでもありません。
まずは、自分のスケジュール管理。
このあたりは、大丈夫でしょうか。
部活の日程や外部のクラブでの練習がある子どもたちにとって、変更は日常茶飯事。
テスト前でも容赦なくやってきます。
この変更(変化)に対応する力の差が、テストの出来栄えにも大きく影響しています。
多様化する変化の時代。
変化を自分の中にどのように受け入れて対応していくかが求められているのですが・・。
その様子は実に様々。
■変更にあわせて、テスト勉強のスケジュールを即座に立て直す子。
■全く他人事のように手を付けられない子。
■言われるままにこなすだけになっている子。
実力差とは、この適応力だといつも強く感じています。
残念ながらこの適応力は、すぐに備わるわけではありませんが。
幼少期から変化に慣れておく
毎日きちんと決めたことを繰り返す力ももちろん必要な力ではありますが、変化に強くなるには変化を数多く体験することが不可欠であることは言うまでもありませんね。
繰り返す力が継続しながら定着した力になるように、変化への対応力も繰り返し変化する体験を重ねることで、少しずつ調整する力が育まれていきます。
現代は大人も含め、変化に強いストレスを感じる人が増え続けています。
変化を受け入れる自分なりの法則を見つけておきたいものですね。
まずは小さな変化から・・。
少しずつ楽しみながら・・。
自分を知る
子どもを見ていると、それぞれに特徴があります。
できればその特徴「個性」を活かして、変化に強い対応力をつけていきたいと思っています。
変化を楽しむ生活リズムを身につけていきましょう。
では、また次回。
まもなく中秋の名月ですね。
秋を感じてくださいね。