自分の思いを伝える前に
まずは大人が傾聴を意識
毎日子どもと接していると、その子の個性が光る瞬間に立ち会うことが多くあります。
◆今、何に興味関心を持っているか
◆今、夢中になっているものは何か
知っているようで知らない周りの大人たちを、感じることがよくあります。
忙しくしているとついつい子どもの話を聞く前に、大人の事情で意見してしまうことってありますよね。
でも・・。
できればこれは封印して、まずは子どもの声に耳を傾けてみてください。
子どもだって、日々感じていることがたくさんあるのです。
伝えたくて仕方がないのです。
真っ先にお母さんに・・。
自分の言葉で、懸命に伝えようとしている時間を、大切にしてみて欲しいと思っています。
傾聴は、まず大人が実践!
小さな成功体験が多ければ多いほど思いやる心は育ちます
子どもたちの個性は多種多様。
◆とにかく自分のことを話したい子
◆じっくり観察してから伝えたい子
◆すぐに疑問点を聞きたい子
実に様々。
でも、どの子も聞いてもらいたくて仕方がありません。
まだ小さな子の話に耳を傾けるのは、僅かな時間です。
話すことで頭の中が整理され、子どもの関心意欲はさらに高まっていきます。
そんな積み重ねが、やがて自立していく時の大きな自信へと繋がっていきます。
その時、どのようにお話を聞いてあげるかで、子どもの感性は大きく異なります。
ちょっと小休止。
大人側にもゆとりが生まれるかも知れませんね。
旬な思いはすぐ受け止める
子どもに待った!はありません。
観たもの、聞いたもの、感じたもの全てが新鮮で、旬のもの。
旬なものは、旬の時にぜひぜひ受け止めてあげてくださいね。
紫陽花のきれいな時期に差し掛かっています。
雨上がりの公園も、素敵な発見があるかも知れないですよ。