子どもを伸ばすほめ方
恒例の漢字検定を終えて
毎年恒例の漢字検定。
今年も無事に終えることができました。
それぞれが自分で立てた目標に向かって、夏休みのオリジナル計画のもと学習を積み上げていました。
夏休みの過ごし方はひとりひとり違っています。
真っ黒に日焼けしたサッカー少年。
昆虫アルバムの作成に朝早くからお父さんと出かけた子。
久しぶりの帰省で祖父母と楽しい時間を過ごした子。
誰一人全く同じように過ごした子はいないのです。
だから、自分に合わせた漢字検定日までのスケジュールは、自分が立てるしかないのです。
何をほめればよいのでしょう・・。
もちろん検定なので合格することを目的として取り組んだことでしょう。
まだ結果は届いていませんが、子どもたちは検定日までをどのように過ごしてきたのでしょうか。
勉強する時間の捻出のために、何度も計画を見直した子もいれば、お母さんが計画を立てて子どもに伝えて実行したケースもあるかも知れません。
どちらも目標の学習をやり終えたかもしれませんが、何をよく頑張ってほめられたかはとても重要です。
ほめられ方ひとつで、子どもの中に芽生える感情は大きく違うのです。
何をどのようにほめられたのかで、子どもの伸び方に大きな変化が生まれていることを忘れないで・・。
子どもを伸ばすために必要なほめ方とは、どのようなほめ方なのでしょうか。
結果ではなく努力や行動そのものをほめる!
これからは風の時代。
思わぬアクシデントやイレギュラーな出来事への対応力が求められる時代です。
これまでのようにしっかり計画さえ立てれば物事すべてがうまくいく・・といった時代ではありません。
「自己判断能力」を様々なジャンルの課題の中から伸ばしていく必要があるのです。
それにはまず、結果ではなくどのように努力を重ねたのか、結果を得るためにどのような行動を起こしたのか・・
まずはこの部分を大切にほめることが最優先!
たとえうまくいかなかったとしても、努力の痕跡や行動した事実を明確に言葉で伝えた上で、
「よく頑張ったね」と伝えてほしいと思います。
大人はこどもが何をほめられたのかが分かるほめ方を心がけたいと思いませんか。
夏休みを終えて
それぞれが今年の夏休みを終えて、どんな力をバージョンアップさせたでしょうか。
2学期のスタート前に、子どもと向き合い具体を添えたほめ言葉をかけてあげてくださいね。
9月からまた楽しく学習しましょう!