我が子につけたい力とは・・。
総裁選も終わり、まもなく10月。
今日は《我が子につけたい力》について考えてみたいと思います。
我が子に何を期待する?
産まれる前は(男の子でも女の子でもいいから健康であれば・・。)と願っていたあの日から・・。
月日は流れあの産まれる瞬間の純粋な気持ちとは裏腹に、我が子への期待値はどんどん加速していませんか。
勉強もスポーツもどこかしら「楽しむこと」より「習得すること」についつい力が入っていたりしませんか。
幼少期の経験は、小学校以降の学び方に大きな影響を与えます。
最近は核家族で子ども同士の関りが少なくなっていますね。
子ども同士でぶつかる経験もあまりなく、良いこと・良くないこととして情報のみを教えられている場面も少なくありません。
与えられたフィールドで目当て達成のための学習を幼少期から積み上げる・・。
個性がきらり!とは程遠い気がします。
幼少期の経験は幼少期にしか積み上げられない
自然に触れる体験を通して、虫に関心を持ったり草花に興味を持ったり・・。
心地よい風を感じたり、雲の流れを眺めたり・・。
ワクワクドキドキの好奇心の種は、幼少期だからこそ与えられる特権だと感じています。
先取学習に力を入れる前に、豊かな人間形成の種を増やしておきたいですよね。
秋は五感を感じるには絶好の季節。
さっそくご家庭で何か見つけてみませんか。
図鑑を傍らに「虫たちのコンサート」に参加する・・なんていかがでしょう。
大人も子どもも同じ目的で時間を共有すること、とっても素敵だと思います。
耳を澄ませて秋の虫たちのコンサート。
短い時間でも、子どもにとってはきっと最高の時間ですよ。
どんなに小さくても一人の個人として尊重して子どもを見ている大人の接し方は、子どもの豊かな感性を育みます。
「教えるばかりが大人の役割?」
子どもたちに教えられることの方が多いと感じつつ、楽しみながら子どもたちと過ごしています。