達成感
小さな成功体験を積み上げよう!
お月見も終えて、来週の週末からは10月に・・。
教室の子どもたちは、夏休み最後にチャレンジした漢字検定の結果が出て、満面の笑みを浮かべています。
「頑張ったもん!」
「去年1点足りなくて不合格だったから、今年は合格で嬉しい!」
「お父さんとどっちが先に漢字博士になるかなあって話してる・・。」
子どもたちからは色々な声が上がっています。
夏休み。
コロナの影響もあり、制約のかかった中で目標を持ちチャレンジした漢字検定。
それぞれに思い出の1ページが出来上がったようです!
なぜ夏休みに現学年の漢字にチャレンジしたの?
理由は3つ。
① 夏休みの明確な目標を持てるから。
② 秋以降の学びの中で、ワンランクアップした良書を読み進めることができるから。
③ 2学期以降、学校で習う漢字でもう一度しっかり復習して「使える漢字」がどんどん増えるから。
覚えるだけの学習では自立学習はむずかしい
教室では「使える漢字の習得」に力を入れています。
なので、毎回行う漢字小テストでは、その日の新出漢字5文字はもとより、お話作りで使用する以前に習った漢字も必ず使って文章を作っています。
使えなければ意味がない。
インプットしたものをアウトプットする作業は、ドリル数を重ねなければならないと強く感じています。
答えのない課題に取り組める子どもたち
模範解答を聴いたり教えてもらうことに慣れきっている子どもは、自立学習が難しく、いつも依存傾向が強くて、受け身の学習です。
まずは自分で考えることに慣れてほしいですね。
これからはコミュニケーション力に加えて思考力が問われる社会へと進んでいます。
「早くしなさい!」はここらで一度封印して、じっくり粘り強く考えられる環境を整えましょう。
自分で見つけた課題をクリアした時の子どもの達成感は、間違いなく次のステップに繋がっています。