自分の中に落とし込む作業をしていますか
秋めいてきましたね。
虫の音と共にススキが風にゆられて、秋の気配が高まっています。
今日は今の教室の取り組みをひとつご紹介します!
自分の具体に変換してみよう!
今、教室の中学生・高校生・アルバイトの大学生とともに、このアウトプット大全を使用して、「自分の具体」に変換するワークを取り入れています。
大人でもそうですが、講演会や研修に参加して著名な先生方からとても良いお話を聞いても、それを実践して自分の生活の中に取り入れることって、難しいですよね。
せっかく有意義な時間を過ごせたのに、自分の実践力が乏しいためにその場限りの知識になってしまっては、あまりにももったいない・・。
そこで、毎回自分ならそれをどんな風に活かせそうかと考えてみることにしました。
毎回1センテンスずつにスポットを当てて、自分の生活を客観視した上で今日の課題をどのように活かせるかを自問自答。
大人も子どももじっくり考えます。
インプットばかりが先行していない?
保護者との会話の中で感じるのは、少しでもはやく学習が進んでいるとなぜか安心・・といった傾向がみられるということ。
何がそんなに急ぐことへの執着に繋がっているのでしょう。
インプットがはやいことも確かに能力の一つかも知れませんが、知り得た知識や情報をどう使うのかが学習の醍醐味だと思います。
それも大切にしたいのは、「自分の生活の中でのアウトプット」
この部分は、教室が大切にしていきたい部分。
だから、教師も生徒も自分事として、使える場面を想定しながら学びを深めています。
土の時代から風の時代へ
2021年はまさしくへ激動の変革の1年となりました。
コロナ禍で生活様式には様々な変化が起こりました。
それぞれが自分で選択し、自分自身の判断力に磨きをかけなければならなくなりましたね。
インプットした知識や情報。
自分なりのアウトプットが求められています。
教えてもらう時代から、多様な意見を聞きながら、自分の答えを見つけ出す時代へと大きく変わってきています。
アウトプットの仕方も自分に必要なことも含めて取り組みたいですね。