自分自身と向き合う時間
3月1日(水)
【就活生 スーツ姿で 気合い入れ】
今日から、今年度の就活が解禁となり、電車の中でもリクルート姿が目に着きました。
大学生の能力差。
学業の単位習得やテストの点数もさることながら、エントリーシートや自己分析での掘り下げ方でかなり違っている気がします。
(企業側が観ている部分はどこなのでしょう。)
世の中には、数多くの企業があり、職種も本当に様々です。
自分に何が向いているのか。
自分の持ち味はどんな場所で活かされるのか。
突き詰めれば突き詰めるほど、悩んでしまって、わからなくなってしまうかも知れませんね。
まずは、
「自分を知る」ことから、スタートなのではないでしょうか。
人は、他人に対しては非常にシビアに観察しています。
「○○さんは、物事を主観的に捉えることが多いタイプだよね。」
とか、
「△△さんは、いつも結論から先に考えて、逆算して答えを出すタイプ。」
などと、言うように・・。
しかし、自分自身の観察はと言えば、なかなか出来ていないことが大半です。
確かに自分の嫌な部分を自分で発掘する作業は、想像しただけでも楽しいものではないですよね。
しかし、まずは自分の本質をわかっていなければ、「自分はどうしたい!」と明確な答えも出せないことになります。
ましてや、自分の本質やその思いを人に伝えることなど出来るはずがありません。
数多くの職種から、どの方向へ進めばよいかと、舵を取る事すら出来なくなってしまいます。
自分を企業にしっかりとアピールするためにも、自分自身と向き合う時間を作る必要がありそうですね。
軸がぶれない自分を見つけ出すためには、自分を知る作業は必要不可欠
まずは、しっかり書き出してみましょう。
教室では今6年生がこの作業を進めています。(もちろん就活ではありませんが・・。)
中学という次のステップで、自分はどのような方向に進みたいと思っているのか、幼少期からの自分の姿を思い出しながら、自分の本質を探っています。
一時、10年日記がブームとなった頃がありましたが、自分を振り返るという意味でも、書き留めておくことは意味のあることだと思います。
今からでも、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
「自分史」が整えば、そこから見えてくることに出会って、自分の思いに気づけるかもしれません。
就活生のみなさん。
どうか自分の軸をしっかり確認して、自分の進むべき道を見つけて欲しいと思います。
また、卒業を迎える子どもたちにも、ほんのり心に残る作業になればと思っています。