学習塾選びは使用教材に注目!
1月11日(水)
【どこを見る? 何を優先 させるべき?】
生まれてきたばかりの時は、我が子が微笑んでいる様子を見るだけで、心が幸せ気分で満たされていましたね。
欲も得もなく、ただ存在そのものが愛おしく感じていましたね。
母親1年生としてデビューした純粋なお母さんの気持ちだったと思います。
しかし、月日は流れ・・・。
少し冷静に振り返ってみましょう。
日に日に大きく成長していく我が子への要求度はとどまるところがない勢いで、バージョンアップしています。
○○が出来るように・・。
○○も習った方が良いかも・・。
などと、お母さん自身気がつかないうちに、次々に子どもへの要求が追加されて今日に至ってはいませんか。
では、何故そうなってしまうのでしょう。
我が子が少しでも立派な人に育ってくれるように・・。
親の思いは万国共通。
でも、子どもに提供していくことが違ってくると、子どもの育ちも大きく変わってきます。
ある年齢に差し掛かると、我が子にどんな習い事をさせるのが良いかと考え始めるお母さん。
その中のひとつに学習塾も顔をのぞかせてきます。
ひとことで学習塾といっても、街中には多くの学習塾があり、我が子にあった学習塾を探し出すのは至難の業。
でも、落ち着いて整理してみましょう。
まず、我が子につけたい力が何なのか、しっかり答えを出してから探し始める事。
これが、結構大切なのですが、出来ているお母さんは案外少ないです。
○○君は○○に通い始めていい感じだといってらっしゃった・・。
○○さんは、結局また違うところに変わるらしい・・。
情報社会です。
ママ友の情報にも、一喜一憂しているお母さんの姿も昨今、珍しくはありません。
しかし、大切なのはママ友の情報でしょうか。
その情報は一部参考にしたとしても、決め手になる情報なのでしょうか。
うちは絶対中学受験で私立に・・。
こう、考えておられるなら、この時点で『進学塾』のくくりの中から探せばよいです。(もちろんそのカテゴリーの中でも、塾によってのさらに特化している部分を見極めていく必要はありますが・・。)
まずは、学校の勉強についていけるように・・。
こう思われるなら、学校準拠の学習に特化している学習塾を訪れれば良いということになります。
学習塾ひとつをとってみても、それぞれに特色があります。
まずは、自分の家庭が我が子にどんな力をつけたいと思っているのかしっかり答えを出せているか、点検する作業が最優先。
情報が溢れかえる今の世の中。
親に、見極め判断する力が備わっていなければ、お金も時間もするすると滑り落ちていきます。
我が子への方針が決まったら、まずはカテゴリーを絞って体験授業を受けてみてはいかがでしょうか。
その際、使用テキストに注目することを忘れないでください。
使用テキストを見れば、何を大切にしている学習塾なのかが、必ず見えてくるはずです。
いつも私も、時間をかけてテキスト選びをしています。
大切にしたいことが、ブレてしまわないように・・・。