視点を変えて考えると発想が広がります。
5月24日(火)
【日常の ひとコマ切り取り 考える】
今日の国語の授業。
日頃お店屋さんでレジにいくとよく目にするバーコードについて考えてみました。
バーコードをレジでピッと通すと、商品名や値段がすぐにレジに打ち出されるよね。
一体どんな仕組みになっているのかなあ・・。
子どもたちにまず投げかけをしてみると・・。
「きっと商品情報や金額がインプットされていて、すぐに出るようになっているんだよね。」
じゃあ、何故そんな作業が必要なのかな?
「そりゃあ、早く処理できるし打ち間違いもないからじゃないかな。」
そうだね。
じゃあ、もしバーコードに他の情報もインプットできるなら、どんな情報を入れればよいかを考えてみよう!
ここからが今日の本題。
自分がお店側の人だったら、何を知りたいかを考えてみようと提案しました。
お店側が知りたいことって何だろう。
じゃあ、お店側の目的は?
お店の人はどうなれば嬉しいの?
次々に投げかけると子どもたちは一生懸命考え出します。
いつもは消費する側の子どもたち。
今日は売る側になって、いつもと視点を変えての発想が求められます。
日常生活と密接している事例で物事を考える。
当たり前のようにバーコードでレジを済ませることになんの疑問も持っていなかった子どもたちですが、あらためてピックアップして考えることで、発想がまた広がりを見せました。
楽しい雰囲気の中で、視点を変えての授業が成立しました