子どもに失敗をさせない親にならないで!
5月23日(月)
【考える 親も子供も 何すべき】
毎日、私たちの周りでは様々な出来事が起こります。
どんなに仲が良く、良好な関係を築いている家庭でも、朝から夜まで何一つ違わず子どもと同じ行動です!ということはありえませんね。
子どもは、幼稚園に通ったり学校で過ごしたり、家から出て自分だけで他の人と交わる時間を持つようになります。
親の役割とは何でしょう。
子どもが明日学校なら、鉛筆を削って筆箱点検をしてやることでしょうか。
幼稚園児なら、タオルやシール帳が鞄に入っているかと点検して忘れ物がないように準備をしてやることでしょうか。
どちらもそれは、本人がやるべき作業です。
でも、ついつい・・。
忘れ物をして我が子が困らないように・・と、お母さんが先回りして準備をしてしまってはいないでしょうか。
忘れ物をして困った経験は、今日は自分で点検しなければ・・という気持ちに繋がるのです。
その気持ちを持つきっかけをお母さんが奪ってしまっているともいえるのです。
幼稚園児だって、自分にとって必要な事は出来る範囲で自分で考えて行動するべきです。
そこで、失敗を重ね学習すべきです。
お母さんがするべき事と子ども自身がしなければいけないことを混同してしまってるケースが非常に目につき気になっています。
どんなに可愛くても、ずっとそばに寄り添って生きていくことは出来ません。
可愛い我が子が世間に出て、様々な場面で自ら考え、行動を起こし、その場に応じた対応が出来るようになるために、経験を積ませてやることが親の大切な役割だと思いませんか?
自分が本当にやるべきことについて、よく考えてみる時間を持ちましょう。
世話をやくことが日常の目的になってはいませんか。
本来子どもがするべきことまで代行していては、子どもはいつまでたっても自信など持てるはずはありません。
ぜひぜひ、代行業を今すぐ廃業することを強くお勧めします。
何度も繰り返しブログでお伝えしています。
何度も繰り返しお伝えしてでも気づいてほしい大切なメッセージです。