お母さんの寄り添い方で子どもの伸び率は変わってきます
5月16日(月)
【母親力 子どもを通して 磨かれる】
きょう、九州地方は梅雨入り宣言でしたね。
熊本では、これからますます作業が進まなくなるのではと懸念されています。
梅雨に入り健康も崩しやすくなり、地震から1か月がたち体力も気力も疲労はピークに達していらっしゃると思います。
梅雨時期の集中豪雨などないことを、祈るばかりです。
さて教室では、子どもたちも本格的に学習に取り組む姿勢がみられるようになってきました。。
GW明けから、毎年子どもたちの様子に変化が現れ出します。
特に受験をと考えている子どもたちは、この時期を境にギアを1段階あげてきます。
ここからがメンタル面も含め、子どもたちには本領発揮してもらう時期となります。
先日、6年生の男の子が、最近頑張って夜遅くまで勉強し始めてるよ・・と、報告してくれました。
実際、意欲が先月までとは全く違ってきていて、確認テストに対して見直しの深さを感じています。
「昨日、全部終わるのが遅くなってしまったんだけど、お母さんがずっと起きててくれてた。」
と、嬉しそうに報告してくれました。
6年生といえども、話しているとまだ幼さが残る年齢です。
しかし、受験に向けて準備をと、計画を立てて頑張っています。
そんな時期のお母さんの一挙手一投足は、はりつめている気持ちを大きく左右します。
6年生。
子どもから少し大人になっていく変化の時期。
自分で自立したいと感じる反面、上手くいかずにイライラがつのってしまい、ふてくされた態度になったり、反抗的なものの言い方になってしまったりと自分でも戸惑いを隠せない日も出てきます。
でも・・・。
ちゃんと見ていてくれる人がいる。
そう感じられるだけで、子どもたちは試行錯誤を繰り返しながら、安心しながら進んでいけるのです。
今までは指示する場面が多かったお母さん自身も、自立しようと頑張る我が子の姿を見ると、今までとは違った感情が沸き上がってきます。
「大きくなってきたんだな。」
お母さんも子どもとともに、母親業に磨きがかかってきます。
子どもを通して、たくましいお母さんへと成長していくのです。
子育てを楽しめるのは長い人生のうちのわずかな時間です。
自分の思い通りに動かすことを考えず、子どもを一人の人間として認めた上で見守る気持ちを忘れずに寄り添ってあげて欲しいと思っています。
子どもの成長スピードと、お母さんの成長スピードではどちらが高速なのでしょう。
我が子に負けない気づきを持ってくださいね。