一押しは何?
2月12日(金)
【通販の 商品売る人 すごい人】
来週の国語の授業は、それぞれが1つずつ品物を担当し、通販のようにナビゲーターとなり、みんなに売り込むリトラビショッピングを行います。
テレビでは、毎日必ず通販商品の番組が放映されています。
家電製品を筆頭に、健康食品や化粧品などありとあらゆる分野の品物が、紹介するナビゲーターの力量に左右され、次々に売り上げを伸ばしています。
いつ観ても、通販で品物を紹介するナビゲーターはすごい!!と、感心させられませんか?
私はいつもそう感じています。
どんな品物でも、これ以上のものはない!と言わんばかりに抑揚をつけながら、わずか数秒でお客様を引き付ける能力には、本当に頭が下がりますね。
製品を手に取って確認することが出来ない通販で、いかにその品物の特徴の詳細をわかりやすく、与えられた時間の中で伝えられるかで売り上げは大きく違っています。
触れた感覚も、どれだけ利便性に優れているかも、比喩表現を交えながら、インパクトのある技法を用いながら次々に紹介していく姿を目にすると、浮かんでくるのはいつも子どもたちと要約の学習をする時間の事。
まず何を伝えなければならないのか。
どこがその商品の一押し部分なのか?
じゃあ、それをどう伝えればいい?
印象に残る説明って?
どれをとってみても、学ぶ価値がキラキラとちりばめられています。
そこで、定期的に国語の学習日に「リトラビ通販ショッピング」と題して、子どもたちのナビゲーターぶりを披露してもらっています。
2か月前の紹介ぶりとどこがどのように変化してきたかと確認しながら、要約力が備わってきたことを実感する時間となっています。
子どもたちも毎回とても楽しそうに取り組んでいます。
しばらく間を開けると、
「先生、そろそろ面白い事、しようよ!」
と、催促されます
学ぶ素材を考える。
楽しい学びを始めてみませんか?