21年目を迎えて・・・。
1月18日(月)
【震災は 忘れた頃に やって来る】
阪神大震災から、早くも21年目を迎えました。
ニュースでは、借り上げ仮設住宅の期限が切れると報道されていましたが、高齢者にとっては、不安の募る現実となっているのではないでしょうか。
私も阪神大震災では、引っ越してきて2週間目に大きな揺れを感じ、やっとの思いで並べた食器や家具がリビング一面に散乱した様子を今でもはっきりと記憶しています。
ベランダから海側を見下ろすと、あちらこちらで火の手が上がり、ただならぬ大惨事が起きたと呆然としてしまったことが、ついこの間の出来事のようにも感じるのに、もう21年目を迎えるのですね。
あの震災を機に、人生が大きく変化した方も多数おられます。
それぞれに思うところがあり、今も時間が止まったままの方もいらっしゃるでしょう。
一瞬にして、人生の方向変換を余儀なくされた人たちを思うと、今、自分には何が出来るのかと考えさせられてしまいます。
子どもたちと接していると、来る未来に力を発揮してほしいと強く感じます。
それぞれに自分だからこそ出来ることを考え見つけて、進んでいって欲しいと思っています。
私たち大人も、考えることをやめずに、社会に貢献できることを見つけて、地道に活動出来ればよいですね。
防災時に役立つグッズを身の回りの物を利用して作る1日工作教室など、子どもとともに学ぶ機会に繋げていきたいと思ってプランを考えています。
工夫を楽しむ想像力・・。
教室のコンセプトにあった活動を子どもたちとともに、探していきたいと思います。