子どもたちの決意表明報告
7月5日(日)
7月に入り、個別懇談を開始しています。
毎年、夏休みに入る前のこの時期に、4月からの学習について、しっかり振り返り、長い夏休みにそれぞれの弱点をどう克服しようかと、具体的な取り組み方法などについて、一緒に考えていく時間を設けています。
当たり前の事ですが、取り組むべき課題はそれぞれに違います。
大切なのは、苦手なものを得意分野へ移行していくために、何に着手すれば良いかを理解した上で、スタートさせる事です。
やみくもに行き当たりばったりで進めても、効果は期待薄。
自己分析をしっかりした上で、見直す単元を明確にし学習しなければ、長い夏休みの有効利用は見込めません。
特に5,6年生で、受験に向かおうと考えている生徒にとっては、この最初の自己分析作業が本当に大切です。
教室に通ってくれている子どもたちの中には、スポーツや芸術部門に幼い頃から力を入れて頑張ってきている子どもたちが数多くいます。
毎年ほとんどの子どもたちは、最後まで自分が頑張っている事と学びを両立させながら、受験を終え、志望校への扉を開いています。
ここは進学塾とは異なる学習体制ですが、時間の使い方、ONとOFFの切り替えについては、大切にしようと伝え続けています。
自分の希望を達成していく子どもは、例外なく時間の使い方が上手です。
自分がやりたい事に時間をかける分、学習する時間は懸命に打ち込んでいます。
それが出来る精神面の強さを持ちあわせている事が成功の秘訣ではないでしょうか。
どんな場面でも、段取りを自分自身で考えそれを行動に起こせる子が、この教室から数多く巣立ってくれればと思いながら、時間の使い方についてはいつも子どもたちに投げかけています。
懇談でじっくり話す事で、子どもたち自身の決意も明確になってくる様子がダイレクトに伝わってきます。
これからもずっと、この懇談の時間を大切にしていく教室でありたいと思っています。