解き直しのタイミング
4月18日(土)
【見直しは その日のうちなら 短時間】
新しい単元を習った後や、テスト直しの解説後の学習の仕方・・。
理解度を定着させる一番の近道は、ここが鍵を握っています。
すぐにその日のうちに自分でやり直しをかけている子は、その後ある程度時間が経過した後、抜き打ちテストをかけてもほとんど理解しています。
しかし、その日のうちに全く見直しをしていない子は、例外なく定着している事はありません。
時間をあけてからの取り組みでは、まず思い出す作業から開始しなければなりません。
この思い出す作業に多くの時間がかかり、問題を解くところまでくると、すでに疲れ切っています。
そして、また次回に持ち越し・・。
これぞまさしく負のスパイラル。
これでは、ずっとその単元を繰り返す事しか出来ません。
次の単元に進むには、また膨大な時間を要する事になります。
理解度の高い子は、例外なく時間の使い方が上手な子です。
その日のうちに、ほんの数分見直し確認することで、きちんと自分の引き出しに整理することが出来ます。
それが分かっているので、その部分での時間は必ず確保し、手を抜いていません。
数分で済む事をすぐにやり直さない事で、自分自身でまた時間をかけなければならない学習方法を自らが選択していると言っても、過言ではありません。
生まれつき頭が良い訳ではなく、時間を上手く使うすべを失敗を繰り返し気づいた子が学びを深めているのです。
解説後の自分での解き直し。
これに手を抜いている間は、伸び率は見込めない事間違いなしです。
時間はどんな人にも平等に1日24時間です。
お母さんにも、お父さんにも、会社の社長さんにも、お花屋さんにもみんなにすべて平等に24時間です。
どう使うかはあなた次第。
少し考えてみませんか・・・。