お母さんはカメレオン?
4月11日(土)
【お母さん やっぱりあなたは カメレオン】
子どもたちと話していると(ごもっとも!)と、思わず声をあげてしまいそうな時がよくあります。
子どもたちのモノマネナンバーワンは、軍を抜いてお母さん。
しかも、実に実写版の多い事(^v^)
《つい最近の教室での子どもたちとの会話の中で・・・。》
携帯を何とか手に入れたくて、子どもたちはここぞというチャンスがあれば、いつも交渉に入ろうとしている様子。
「まだ、小さいんだから携帯電話はなくていいの。」
「もっと、大きくなって自分で責任持って管理出来るようになってからで十分でしょ。」
思いはむなしく、いつも今日こそはと良い点数のテスト片手に交渉に入ったとたん、失敗に終わると子どもたち。
次の日、忘れ物をして学校に行き、それに気がついたお母さん。
学校から帰って来ると、
「いつまでたっても小さい子みたいに忘れ物ばかりでどうするの。」
「もう大きいんだからしっかりしなさい。」
「先生、昨日と今日じゃ、違いはないと思うんだけど、なぜかこういうパターン多いんだよね。」
「僕、昨日は小さくて、今日は大きいんだよ。」
「その時その時で、小さくなったり大きくなったりするんだよ。」
「お母さんのいう事は、ころころ変わる。お母さんの先祖は、きっとカメレオンだよ。間違いなし。」
子どもたちはお母さんのコメントをしっかり記憶している様子。
「それに、めちゃくちゃ怒って叱られている最中に電話がかかってきたら、まったく違う優しい声で
はい。○○でございます!って、何事もなかったような声で電話に出るし・・。」
「もうお母さんはあなたがわかりません!!って、よく言われるけど、お母さんこそよく分らない・・。」
「あ。それ、わかる、わかる。」
何気ない日常のひとコマです。
でも、叱られても注意され続けても子どもにとってお母さんは唯一無二の存在。
たとえ、カメレオンだとしてもお母さんは誰よりも大切な人に違いはありません。
それがわかっているから、どんなに大変でもお母さんだって母親業を廃業せずに続けられるのです。
子育てしながら、お母さんが気づいていくこともたくさんありますね。
ともに年を重ねて、親子関係の絆は確かなものになっていくのでしょう。
さあ、これからもまだまだ長い旅路の親子奮闘記は続きます。
一緒に頑張っていきましょう!!(^v^)