工夫を楽しむ子どもたち
4月10日(金)
【子どもたち 工夫を楽しみ 作業する】
授業の解説をする時に使用するホワイトボード。
そのボードの下にマーカーとボード消しをワイヤーかごにぶらさげて使っていたのですが、昨日重みで落ちてしまい、固定していたボード用のピンが折れて使えなくなってしまいました。
授業が終わり、数名がそれをなんとか元の状態に戻そうと方法を考えていました。
「折れちゃってるから、このピンはもう使えないよね。」
「また、同じもの買ってくるまでは仕方ないか・・・。」
「いや、他の方法がないかちょっと考えてみようよ。」
それぞれが何やら考えて文房具グッズの引き出しを開けて、使えるものがないかと捜索し始めました。
「まず、どうやってワイヤーかごを固定させるかだよね。」
「何を使えば固定出来るかな。」
何やらヒミツ会議。
そこに引き出しから大きめの輪ゴムとホッチキスが登場。
早速、何やらチャレンジが始まっています。
「ボードマーカーは6本あるし、ハサミやホッチキスも収納しているから重さに耐えれる造りにしないとね。」
「輪ゴムは使えそうだけど、ホッチキスでどうやって留める?」
ヒミツ会議は続きます。
何回かチャレンジしますが、すぐに床に落ちてしまっています。
「やっぱり無理かなあ・・。」
「いや、あきらめたらそこで終わりや。なんか方法があるはず・・・。」
あれやこれやと次々に試しては次の案、試しては次の案。
結局、その日には完成せず次回に持ち越しになったのですが・・・。
翌日、来る日ではないにも関わらず、
「ミニ勉強も兼ねてやってきました。」
と、完成目指して一人の男の子が電車に乗って来てくれて、ついに完成させました。
強度も何度も確認し、
「これでOK!」
と、笑顔で仕上げてくれました。
教室のスローガンの 《工夫を楽しむ想像力》
子どもたちに定着しているのかも・・と、嬉しさいっぱいのひとときとなりました(^v^)