本物を見極める
3月13日(金)
【見極める ホントに良いもの 悪いもの】
今の子どもたちを取り巻く環境は、あらゆるもので溢れかえっています。
そんなに工夫しなくても、調べたいものはすぐに調べる手段がありますし、欲しいと思う品物も割と安易に手に入れることが可能です。
情報も品物もたくさんの中から選んで、それぞれが活用していける時代。
でも、こんな時代だからこそ、多くの中から本当に必要なものを選びぬく力を持ちあわせておくことが必要になってきます。
物が溢れかえる今、子どもたちが興味を持って考えていける題材を提供することに、私はこだわりたいと思っています。
「こんな時、どうすれば良いのかな。」
「もし、○○だったとしたら、あなたならどう対応する?」
与えられた状況をイメージして、判断しながら、必要なものを選び出す。
言葉で言うのは簡単ですが、実際にあらたまって考えてみると、案外難しい課題でもあります。
しかし・・。
せっかく多くの知識を持っていたとしても、それを利用できなければ、宝の持ち腐れでしかありませんね。
使える力をつけることが、子どもたちのさらなる飛躍へと繋がっていくと確信しています。
「なんのために勉強しなければいけないの?」
子どもたちから何度となく、問われ続けていますが、その答えにたどり着いて欲しいと願いながら、いつも一緒に時間を過ごしています。
『本物を見極める。』
情報の中には、残念ながら偽物も多く含まれているのが現状です。
見極める力がなければ、情報におどらされるだけになってしまいます。
本物を見極めるために、見極められる経験値を積み上げていきたいと思っています。