褒め言葉が明日への自信へ
7月11日(金)
【幼少期 褒めて積み上げ 自信持つ】
幼い頃は、褒められることに喜びや達成感を感じます。
「上手にお片づけ出来たね。」
「もう新聞取って来てくれたの?」
「きれいに手を洗えたね。」
「靴をきちんと揃えてくれたね。」
些細な出来事でも、お母さんに褒められて顔を曇らせる子どもはいませんね。
よくお母さん方との懇談で、
「早くしなさい!」
を、1日何回連発しているでしょうか・・・と、質問を投げかけます。
仮に、本当に丸1日ビデオをまわして確認すると相当な数のお母さんからの注意、急かす言葉が子どもたちに向かって発射されているのではないでしょうか?
「お母さんが笑っていれば大丈夫!」
こんな風に感じていつもお母さんの顔色を確認し、過ごしている子も少なくありません。
お母さんの顔色に意識が集中し、注意された事や、早くしなさいと言われたことより、その場をなんとか乗り切らなければ・・と、乗り切る事に全力を傾けてしまう結果になっている子どもも多くいます。
注意される事が多い子は、あたりまえですが、注意される事に慣れています。
(また、今日も怒られた・・・。)
少し落胆しながらも、早く今の怒られている現状から場面変えをしてしまいたい・・。
と、怒られている本題に触れることなく、過ぎてしまいます。
この結果、お母さんは、いつも注意をし続けなければならなくなるのです。
しかし、褒められる経験が多い子は、どうしたら褒めてもらえたのかと考え、それをしっかり記憶していきます。
心地良い気持ちと一緒に・・・。
(この心地良い気持ちと一緒に・・というのがとても大切です!!)
同じように記憶して学んでいくのですが、場面変えの術を記憶していくのと、心地良い気分を記憶していくのとでは、大きな違いがあるのではないでしょうか。
褒められた経験の多い子は、間違いなく自分に自信がついています。
その自信が自分で何かを踏み出す一歩へと繋がっています。
褒める子育てしてみませんか・・。
それには、お母さんのゆとりが不可欠ですが・・・ね♪