ヒミツ会議開催中
7月12日(土)
【夏休み 課題確認 こっそりと】
今、順番にお母様方との懇談を行っています。
と、同時に私と子どもたちも1対1で夏休みに向けてのヒミツ会議を開いています。
来週からはいよいよ夏休みに入ります。
長い夏休み。
旅行に行ったり、キャンプに参加したりとそれぞれに予定があると思います。
夏休みのような長期休暇だからこそ体験出来ることには、積極的に参加して欲しいと思います。
しかし、同時に夏休みは学校での授業がストップする時期でもありますね。
この時間を有効に活かして、自分の弱点をぜひぜひ克服して欲しいですね。
ヒミツ会議は、それぞれが心の中で抱いている気持ちを拾い上げ、どうすれば弱点を得意部門の仲間に出来るかと2人で考えその作戦を立てる時間にしようと思っています。
(人には恥ずかしくて言えないけれど、本当はこんな風になりたいんだけどな・・。)
こんな風になりたい・・のところがはっきりしないために、どうすれば良いのかが分からずにいます。
多くの子どもたちはこんな気持ちを、少なからず持っています。
そこを一緒に話しながら明確に・・・。
なんとか伝えようと一生懸命話してくれる事をじっくり聞くことで、子どもの思いを吸い上げて、やり始めるきっかけ作りのサポートをしたいと思っています。
暗記ひとつをとってみても、その暗記方法は様々です。
どんなに
「こうすれば暗記できるよ。」
と、教えてもらっても自分にはどうもしっくりこなくて覚えにくくて・・と、感じることはありませんか?
自分の学習法を探さなければ、ずっと受け身の学びが続きます。
「こうすれば君は変われる・・。」
「まかせてください。」
夏休みのキャッチコピーで、こんな感じのものをよく聞いたり見かけたりしますよね。
こうすれば・・・が出来るくらいなら、もうずっと前から困っている事などありませんね。
この場合のこうすれば・・には、自分で決めた主体性が感じられません。
あくまでも他人が考えたプログラム。
他人が決めたものを取り入れているうちは、自分のオリジナルの方法は見出す事が出来ないのです。
今少しどうしたらよいかと悩んでいる子ほど、なおさら自分に合った学習法を見つけ出すべきです。
その部分に寄り添いたいと思います。
ヒミツ会議はそんな気持ちで行っています。
「夏休みの目標は?」
と聞くと、大半の子どもたちが
「勉強頑張る!」
と、笑顔で答えます。
具体的な目標を立てなければ、実行出来る確率は非常に低くなります。
「分数計算を絶対間違えないようになるまで何度も繰り返す。」
「4年生の漢字で、書けない漢字がないようノートに書いて覚える。」
「夏休み中に長編小説を5冊必ず読む。」
具体的であればある程、きちんとそれに向っていけますね。
その場しのぎの学習ではなく、自分での学習の進め方を武器に、階段を一段ずつ、着実に上がれる子どもたちでいて欲しいと願っています♪
今年の夏休みも頑張っていきましょう!!