どうして宿題はあるの?
7月3日(木)
【宿題は 定着させる 課題なり】
子どもたちは宿題が出来ていない日には、必ず教室のドアをあけると
「先生、今週はホントに忙しかったわ。」
と、言いながら入ってきます。
なんとか少しでも早く言い訳を説明し
「そうなんだ。わかったよ」
と、言ってもらいたいのでしょうが、そういかない事は子どもたちが何よりよく理解していて、そこが最難関。
1週間の期間で自分なりに計画を立てて実行する。
それを定着させて勉強の進め方を習得することが、教室のメインテーマ。
宿題がどうして実行できなかったかを1週間を振り返り、しっかりと着目させます。
出来なかった原因を探らなければ、また今週も来週も同じように実行できないままになる可能性がありますね。
今回1回宿題をしてこなかった事を振り返り、それを次週はプラスへと繋げられれば今回の宿題忘れも捨てたものではありません。
物事の本質を理解出来るようになれば、取り組み方も必ず違ってきます。
「どうして宿題はあるのかな。」
いろいろな場面で繰り返し投げかけています。
自分たちが力を定着させるためには、宿題で多くの問題を解く必要があると感じなければ、伸び率は限られたものになってしまいます。
しなければいけないもの・・・。
単に出されているからやるのではなく、必要だと感じて実行していける力と、そう感じられる心が育って欲しいと思っています。
次回、すべてをやり遂げて教室のドアを開く時。
満面の笑みをうかべ、最上級の得意顔でやってきます。
実行できたことへの最大の評価と成功した要因をしっかり向き合って聞きながら、笑顔で迎えたいと思います♪
子どもたちにもめりはりが必要なように、お家でも出来なかった事が出来るようになった時は、
「これが当たり前なんだからね・・。」
などと厳しい声かけではなく、しっかり褒めて下さいね。(褒められていることが伝わるようにです(^-^))
ONとOFFの切り替えは、お母さんの日頃の子どもへの関わり方が大きく影響しています。
(褒めようと思っていたにも関わらず気がつけばまたいつしか注意にかわっていたりという場合も・・・。)
しっかり褒められた経験値。
成功例が積み上がって、子どもたちは自信を持てるようになってきます。
失敗と成功を繰り返しながら、奮闘するこどもたちを今日もまた応援したいと思っています♪