楽しい学びを考える
6月3日(火)
【どうすれば 楽しく取り組む 学習へ】
子どもたち目線で・・・。
いつもどんなに忙しくなっても、忘れずに取り組んでいきたい教室のテーマ。
先日から漢字の習得で、子どもが楽しくそしてきちんと記憶に残っていく提案をしたいと、自分の中で葛藤が続いています。
暗記するものについては、本当に個人差があります。
宿題にも、しっかり取り組み頑張ってきてくれるのですが、テストをかけると前回のテストの部分はすでにもう消え去っています。
文章を書いたりしながら、なるべく記憶を残したいのですが、漢字を書いて使う頻度が少ない事が、原因のひとつであることは、いうまでもありません。
携帯電話を持っている事が当たり前の今、伝えたいことはいとも簡単にメールを打てばすぐに届けられます。
漢字は見事にすばやく変換され、ある程度読む事ができれば、全く問題がありませんね。
この状況下で、漢字の暗記に興味が薄くても、仕方がないのかも知れません。
しかし、日本語の表現は、本当に美しいものです。
おもてなしを大切にする国で育ち、その文化を感じながら日本語ならではの表現の学びに触れられることは、大きな財産でもあると思います。
気軽にメールでのやりとりをする時と、きちんと手書きで心をこめて伝える場面の使い分けが出来る子どもたちに育って欲しいと思っています。
昨日、教室のスタッフと一緒に漢字の楽しい学び方について、意見交換をしながら、新しい取り組みテキストにチャレンジしてみることになりました。
教えられたものは比較的早いうちに忘れてしまいがちですが、楽しみながら取り組んだものは、その取り組んだ時間の様子も含めて記憶されています。
楽しい時間と共に、成果が上がれば嬉しいですね。
頑張っていきたいと思います。