雑学を積む
5月19日(月)
【経験は ひとつひとつが 道しるべ】
以前、お話したことがありますが、私は我が子の習い事は、幼少期は『自宅で出来ないもの』と、決めていました。
工作(廃材や紙箱を使った大きな造形)・スイミング・テニス・体操(跳び箱や平均台)・野球・バスケット・・・。
どれも、自宅では十分に取り組めないものですし、帰宅してからの復習などがなく、習いに行った場所でその日は完結するものです。
幼少期はまず、社会性を身につけて、マナーを守り、思い切りその場所で発散し、汗を流し、体を動かすものを最優先していました。
学年が上がるにつれて、将棋や囲碁などにも足を運びましたが、出来るだけ自由に自分の思うようにチャレンジして欲しいという願いが強かったように思います。
子どもたちの経験は、どれもひとつひとつが貴重な時間の積み重ね。
その時感じた事や発見したことが、のちのちいろいろな場面でつぼみとなり、花を咲かせます。
天気の良い日は、思いきり体を動かしてあたりを見回す時間の使い方をおススメします。
中学生になれば、クラブ活動が始まり、なかなか自由が利かなくなります。
大人がつまらない・・と、思うような事の中に、先々活かせる情報や発見が数多くふくまれています。
雑学情報の豊富な子は、本当に面白い、人を惹きつける文章を書きあげます。
エピソードを交えて話をしようにも、エピソード経験がなければそれは無理ですよね。
小学生の時に、どれだけの発見をしているかどうかで高学年の自己表現の広がりは大きく違っています。
遊んでおいてくださいね。
つまらないことは、たくさん経験しておいてください。
大人が見てつまらないと感じることは、宝物へと姿を変える日が必ず待ち受けていますから・・・。