親の意識が先決問題
1月26日(日)
【共通点 伸びる子いつも 自己判断】
教室にはいろんな性格の子どもたちが通ってきてくれています。
引っ込み思案で初めは全く話さない子。
底抜けに明るくて、いつも前向きな子。
自分が一番だと、いつも頑張り続ける子。
本当に様々です。
しかし、伸びていく子には、決まっていくつかの共通点があります。
① 人のアドバイスを聞き入れて、それを参考に自分の答えと照らし合わせ、更に考えを深める力があるかどうかという点。
② すぐに答えを聞くのではなく、自分で今まで習った単元のテキストの例題に戻りまずは自分でやり直そうと行動する力があるという点。
③ 常にいろいろなものを見わたせる力がある点。
④ 人の発表や文章表現などをしっかり聞いて、自分との違いを考えられるという点。
そして、一番共通していることが、
⑤ お母さんがすぐに手をかさず、見守る形を大切にして、接していらっしゃるという点。
伸びしろはものすごく感じるのに、ことごとく手を貸されすぎ・・という子が昨今目立ちます。
「黙っていたら、全く何も始まらないので・・。」
よく、お母さんからこうお聞きしますが、今本当にそうなっているのであれば、そうなってしまっている原因はこれまでの生活環境が大きく作用しているかもしれません。
点数が悪かった事が注目すべき点ではなく、間違いをどう修正すれば良いのかと自分でその修正方法が分からないことが大問題なのではないでしょうか?
今のお母さんの中には、こどもが間違えないようにと本当に至れり尽くせり万全の状態を整えてしまう方が多いように感じます。
失敗経験があるから、成功するためにはどうしたらいいのかと人間は初めて考えられるのではないでしょうか?
いつも間違えないための対策を、親が先回りして提供し続けていれば、こどもが自分で考えることなど、出来なくて当たり前のような気がします。
自立を目指して進みませんか?
まずは親から、そして子供へ・・・。