本質を学ぶ
1月23日(木)
【失敗し 新たに成功 かみしめる】
いつも問題を絵や線分図に書いて、自分の頭の中で理解出来る形に変換する作業を推奨しています。
絵をかくことが苦手な子どもは、
「えー!うまくかけないからいやだな・・。」と、初めはみんな乗り気ではありません。
しかし昨今、聞かれている文章の意味が理解出来ず、何をどう答えたら良いのかが分からなくて答えにたどり着けない子がびっくりするほど多いのが現状です。
隣に座って
「もう一度、ゆっくり問題読んでみるね。」
そう言って、文章を読み始め、
「ここまでをまず絵に書いてみて。」と、誘導します。
なかなか文章通りの絵がかけない子もいますが、一文ごとに絵をかかせていく作業を繰り返していくことで、徐々に表せるようになってきます。
地道な作業ですが、これを繰り返し行っていくことは、非常に有効です。
分かりづらくなっている子に、公式や解き方をいくら解説したところで、本質が分かっていなければ、少し問題の聞かれ方が変わると全く解けなくなってしまっています。
文章を読み、本当の読解力をつけなければ、残念ながら改善策はないのです。
まずは、しっかり地に足つけて、ここから始めていきましょう。