宿題はなぜあるの?
1月22日(水)
【宿題は 必要だから 出されてる】
「宿題はどうして毎回出されるの?」
子どもたちからよく質問を受けることのひとつです。
では、何故宿題は必要なのでしょうか?
幼稚園の頃、我が家の子どもたちの習い事は、スイミング・テニス・体操でした。
丈夫な体を作りたいこともありましたが、家に帰ってからの宿題がないことが大きな理由でした。
習っている時間に集中して練習して、どれくらいの期間でどれくらい上手になるのかを見てみたいとの思いもありましたが、幼少期の習い事は、行った場所でやりきって、宿題なしで終わることにしたいと思っていました。
幼少期は遊びの中から多くのことを学びます。
出来るだけ発見の時間をとりたいと考えて、自宅での宿題がないものに限定したかったのです。
本を読んだり、パズルをしたり、図鑑を広げたりという時間の確保の方が、宿題よりも魅力的だったからです。
しかし、小学生になり計算や漢字を習い始め、当然のことながら学校から宿題を出されて帰って来るようになります。
何故宿題は必要なのでしょうか?
習った事を定着させるためには、その日習ったことは何回かもう一度問題にあたらなければならないのです。
自分のものにするためには、やはり宿題をして、習ったことを確認しなければならないのです。
宿題にはちゃんと意味があります。
(宿題忘れた 次、やってきて見せるから・・・。)
見せてもらうために宿題がある訳ではありません。
出されている課題は1回忘れてくると、次の週には先週分と今週分で2回分をしなければならなくなります。
全般的に毎回きちんと宿題をしてくる子は、仮に2回分になっても短時間で出来てしまう子なのですが、
「忘れました」と、明るく平然と言って来る子は、2回分になるとますます時間ばかりがかかってしまう子が大半です。
ますます遅れを取って来ることは言うまでもありません。
理解が定着し、自分のものになるために良問を厳選して宿題は出されています。
必要かどうかを決めるのは、あなた自身です。
自分には必要だと思う人は、ぜひぜひ頑張って欲しいと思います