子どものお手本はお母さんの話し方?
6月8日(水)
【伝え方 言い方ひとつで 大違い】
子どもたちと接していても、お母さんと懇談をしていても、伝え方やものの言い方ひとつで受ける印象が大きく違ってくることをよく実感します。
例えば子どもたち同士での言葉遣いでも、気になる場面によく出会います。
けんかをしているわけではないにも関わらず、話し始めから横柄な態度で話していると聞いている方も初めからすでに気分を害しています。
この状態で会話が続くと、みるみるうちにエスカレートしてけんかに発展・・なんていう事にもなりかねません。
言い方ひとつで受ける印象は大違い。
当然受ける側の気分も違ってきますね。
相手の立場に立ってものを言える子どもは、他の場面でも気配りが出来ています。
相手を思いやる話し方が出来る子は、家族から思いやりのある話し方で接してもらっている子です。
その子たちは自分の経験上、人にもそうして接していくことが普通だと思っているので、自然に対応が出来ているのです。
自分が経験したことは、必ず他の場面で活きています。
言い換えれば家族間での接し方が社会での人づきあいのお手本だということ。
「どうしてうちの子は…」
こう考える前に、我が子に対してどんな言葉をかけているか、またどんなタイミングで子どもに思いやりを持って言葉かけをしているか、思い出してみてください。
子どもの心は本当に純真です。
自分が心地いい対応をしてもらっていれば、自分の周りの人にも心地よい話し方が出来るようになります。
振り返るべきは、大人側の話しかけ方なのかも知れませんね。(少し耳の痛い方もおられるのでは・・・)
私も気を付けておきたいと思っています。