価値の見極め
11月19日(火)
【品物の 値段の価値を 見極める】
私達の周りには、便利なものや美味しいもの、楽しいもの、癒されるもの・・本当に様々なものが満ちあふれています。
それぞれには、値段が設定されていて、個々に自分の予算内であれば、買い求めていますね。
先日。
TVショッピングを観ていると、健康食品の紹介をしていました。
いつもTVショッピングのキャスターはすごいと、感心させられます。
どの商品についても、(これ以上の商品はない!)と、言わんばかりの勢いで、私達消費者が直接手で触れてみることのできない商品を的を得た説明をした後、購入したいと視聴者が短時間で思う形を提供できるのです。
キャストの説明だけが、その品物の売れ行きを左右するといっても、過言ではありません。
何故良い商品なのかということを常にお客様目線で、お客様が知りたいことを的確に伝える。
まさしく要約力の集大成。
短時間の放映時間内に、その商品の魅力を最大限に引き出さなくてはなりません。
でも、その物の価値はその人にとってどれくらい欲しいものなのかということによって大きく違ってきます。
『いつもは、¥8000-の青汁が、今日は半額の¥4000-』
こう言われても、青汁を欲しいと思っていない人にとっては、何の魅力もありません。
しかし、青汁を今必要だと感じていた人にとっては、またとないチャンス!と言うことになります。
ただし、ここからが問題。
この商品は本当に欲しいと思っていた成分が含まれていて、自分にとって本当にお買い得商品なのか、ただ青汁というだけで、自分にとって必要な成分が含まれていない思っていたものとは違う商品だということだってあるかも知れません。
ここで、見極め力が問われることになります。
たとえ¥4000-になり、通常の半額だったとしても、内容を確認しなければ自分にとって価値のあるものかどうかは、分からないですよね。
商品購入時だけでなく、私は自分が受けているセミナー参加費や講座研修費についてもいつも自分の必要としているものと合致している内容かどうかを見極めて、参加しています。
¥4000-と、¥8000-。
自分に必要なものなら¥8000-でも高くはありませんが、不必要なものなら¥4000-だとしても高いということになります。
値段だけで、高い安いは、判断できません。
私達の周りには、こんなケースがとても多い気がしています。
自分にとっての価値をしっかり確認した上で、それが安いか高いかと判断出来る人は、魅力ある人だと思っています。
情報社会の今だからこそ、消費者も勉強が必要ですね