○か×だけじゃない
8月13日(火)
【それぞれの 個性を生かす 学習法】
「みんなちがってみんないい・・。」
それぞれの良さを認め合うことが出来ること。
とても大切だと思います。
自分の意見と違う意見や考えを受け入れられる子は、常にいろいろなところにアンテナをはりめぐらせています。
「決めつけて物事を見ないこと。」
これも、大切。
幼い頃、良いこと良くないことをお母さんから数多く教わって来た子どもたち。
答えは○か×かだと思い込んでいます。
「見方によっては、どちらとも言えるかも知れないね・・。」
「どちら側から見るのかによっても、変わってくるんじゃないかな?」
学年が上がるにつれて、見方に幅が出来てきます。
自分が一方向からしか物事をとらえていなかったことにも、気づき始めます。
ここから、初めて深い学びへ入っていけるのではないでしょうか?
まずは自分の意見をきちんと伝えられる国語力。
次に、人の意見にきちんと耳を傾けることが出来ること。
その上で、2つを総合してあらゆる角度から物事を見わたし、判断が出来ること。
こどもたちが、そんな形で育っていってくれればと、いつも願いながら比較する場面を作り、子どもたちの気づきに期待しています