感性を感じて
6月19日(水)
【読み聞かせ 意外な子どもの リアクション】
幼い頃、親はよく本の読み聞かせをします。
図書館に行ったり、本屋さんで本を選ぶ時、
「この本を読んだら、こんな感じかな?」とか、
「この本はきっと興味を持ってきいてくれるに違いない。」などと、思いを巡らせながら本の中身を吟味した経験が誰にでもあると思います。
さて、そんな思いで選んできた本を読み聞かせた時の子供の反応はどうだったでしょうか?
以外にも親が思い入れて選んだ本よりも、何気なく数冊の中の1冊と思って選んだ本に、とても楽しそうな表情で何度も読んで欲しいとせがまれた経験はありませんか?
絵の部分も親が好きなパターンのものと、なんだかよく分からない感じの絵がありますが、子供はなんだか親からみれば、よく分からないような謎の絵?を好んだりします。
「何がそんなに面白い?」と、思うような場面を何度も読んで欲しいとリクエストされ、繰り返し繰り返し読んだ経験が私には数多くありました。
子供はその本に出会う時期によって、ヒットするポイントが違ってきます。
だから、少し期間をあけて、再び読み返してみると違った場面がまたクローズアップされてきたりします。
子供の感性は、こうした経験を積み重ねて広がりを持っていくのだと思います。
感性は喜び・悲しみ・楽しみ・期待・・・・。
あらゆる経験を経て磨かれていきます。
子供ってやっぱりステキです