考える習慣
5月22日(水)
【考える 習慣なくては 難しい】
考える作業をめんどくさがる子供が激増しています。
しかしこれは、幼い頃から習慣化されていない子にとっては、無理もありません。
手とり足とり勉強をさせて来たツケ・・といっても、良いかもしれません。
考える機会がなかった子に、
「どうしてもっときちんと考えないの?」
「小さい子でもあるまいし・・。」
お母さんは、何気なく言葉にしていますが、よくよく考えてみれば、大人側に多くの原因がある場合も少なくありません。
お母さんもぜひ自分の振り返りを行って欲しいと思います。
幼少の頃、さんざん次々に与えてきて、大きくなってきたからといきなり突き放してはいないでしょうか?
考えられる子は、考える機会を数多く経験してきたお子さんです。
多くの考えて来た経験を生かして、さらに深く考え抜く力が養われるのです。
考える暇もなく、走らせてきてはいなかったでしょうか?
どこかでそれに気づいて軌道修正しなければ、本当に大切にしなければならないものを見失ったままになってしまいます。
考え抜く時間を提供してあげてください。
子供たちはそれぞれに力を持っているのですから・・・。