カバンの中
5月10日(金)
【プリントが カバンの中で 変身だ】
整理整頓。
多くの人の永遠のテーマかも知れませんが、今日は子供たちのカバンの中の整理整頓について、考えてみたいと思います。
学習する日によっては、多くのプリントを配り、学習を進めていきますが、その配られたプリントの保管状態は、個々に大きな違いがあります。
まず、宿題をプリントで出した時、宿題提出の確率がやや下降気味・・。
その理由として、
① どこにいってしまったか分からなくてやってこなかった。
② やって来たんだけど、持ってくるのを忘れた。
③ カバンの底でぐちゃぐちゃになってしまって、出来なかった・・。
次々にそれぞれの言い訳発表会が開催予告なしに、スタートします。
時々、カバンの中を抜き打ちチエックしてみると・・・。
もはや、原形をとどめていない状態の、謎の物体に遭遇したり、ケシゴムを忘れたと報告を受けていた子のカバンの底から、大量のケシゴムが発見されたりと、ミステリー作家へ変身したくなるような気になることもしばしば・・。
統計的には、やはりいつもお母さんが「スローペースで困ります。」と嘆いておられるお子さんにおいては、カバンの中は良好です。(プリント1枚しまうのに、充分な時間を費やしていますから・・。)
逆に要領がよく、次々にそつなくこなしている子は、こういう場面でボロが出てきます。
しかし、要領が良いだけに言い訳も上手く、なんとかこういう場面も乗り切ってしまいます。
が、教室では残念ながらカバンの中身をすべて出し、どうしてこうなったのかをこんこんと質問され、底にたまった謎の物体を処分しながら、カバンの整頓が始まります。
読み進めていると、要領の良い子は男の子?と、思われたかも知れませんが、決してそう言うことではありません。
性別ではなく、性格に左右されているようです。
化石化したプリントに出会わない事を祈りつつ、今日も頑張っていきたいと思います