約束は必ず守る
4月1日(月)
【きびしい眼 子供はしっかり 見ています】
大人は忙しさにかまけて、よく聞きもせず安易に子供と約束をしてしまったり、
「○○が出来たら、○○を買ってあげる・・。」などと、深く考えることなく約束してしまうことが時々あります。
子供はその約束があって頑張ったにも関わらず、その約束は立ち消えに・・なんてこともよくあるのではないでしょうか?
教室でも、子供たちと約束をする際には、本当にそれが守れるかを考えた上で、約束を交わします。
子供と信頼関係を築くにあたっての一番大切なこと。
それは間違いなく「約束は守る。」なのです。
大人はいそがしくなると、本当に上から目線で子供たちに指示を与えてしまいます。
自分自身に余裕があれば、上からではなく子供の思いに耳を傾ける余裕があるのですが、時間的余裕がない時には安易に
「OKわかった。わかった。約束するからはやくやってしまいなさい・・。」などと、何を約束したかも覚えていないような約束をしてしまうこと、あったりしませんか?
子供にとって、お母さんは特に特別な存在です。
どんなに叱られたあとであっても、お母さんの言うことは心に響いています。
ですので、お母さんと約束したことは、絶対なのです。
よく子供たちからの訴えがある事例。
「先生、うちのお母さんに注意して。」
「計画表通りに勉強全部終わった。」って、報告したら、
「今日は早く終わったね。今のうちに明日の分もしておいたら、明日プールから帰ったら楽なんじゃない?」
とか言って、せっかく立てた計画案、すぐにぶち壊す・・
ついさっきまで、
「今日の分が終わったら、遊んでいいって言ってたのに・・。」
「・・・・・。」
「大人は結構自分の気分ですぐに言ってたこと変更するんだよな。」
「早く大人になりたいわ。」
ドキっとしたお母さん。
多いのではないでしょうか?
子供は自分の身近にいる大人から多くの影響を受けて成長していきます。
大人には影響を与える責任があるのです。
もちろん大人だからといって、いつも完璧でいられる訳ではありません。
しかし、ここだけは・・という場面では、少し対応に注意しなければならないのではと思います。
子供は本当によく観察していますよ。
ご注意くださいませ・・