歴史人物調べ
1月29日(火)
【興味持ち 調べたことは 忘れない】
いつも受け身ではなく、自発的行動からスタートし、学んで欲しいと考えています。
しかし、いきなり
「自分で考えて取り組んで行こう!」
と、投げかけても子供たちは困惑するばかり・・。
当然のことながら、何からどう取り組んでよいのかがわからないというのが、本音だと思います。
まずは、最初どうしていけば、軌道に乗って出発できるのかを示す必要があります。
社会の歴史の学習で、今歴史人物の似顔絵を描いてまとめてくるという宿題があります。
子供たちは、ビジュアルをみたり、教科書やインターネットを駆使して一生懸命似顔絵を描いてきます。
似顔絵を描いてくることで、自分の中にしっかりと人物像が記憶されます。
絵の上手下手は問題ではありません。
「織田信長は顔の輪郭に苦労した・・。」などと、いつもそれぞれが感想を抱きながら描き終えた作品を手に持ち、見せてくれます。
頑張って一生懸命描いてきた作品は、みんなの前ですぐに発表し、みんなに見てもらいます。
頑張りを褒めるタイミングは、非常に大切にしています。
頑張ってきた本人には、すぐそこで「よく、頑張って描いてきたね。時間がかかったんじゃないの?」と声をかけ、
周りのお友達には、髪の毛のあたりは、きっと描くのが難しかったと思わない?」などと、じっくりながめる時間を作っています。
歴史人物はどの時代のどんな人でもOKとなっているため、いろいろな分野の人物が登場します。
自分が興味を持った人からの調べ学習を優先したいと思っています。
3年生から、この課題を続けていますが、みんなの前で自分が調べたことを発表する際も表情はいきいきとしています。
ささやかな出来事もひとつずつ積み重ねれば必ず自信へとつながっていきます。
おおいにエールを送りつづけたい・・と、思っています。